静脈内鎮静法の禁忌症について

歯科治療に対する恐怖心の強い方や嘔吐反射が強い方などには、とても有効な施術法である静脈内鎮静法ですが、どなたでも使用できるわけではありません。禁忌症とされているケースやあまりお勧めできないケースもあります。

禁忌症について

何か非常事態に陥ったりする可能性がある、あるいは薬剤が適合しないような場合は受けることが難しいとされています。

例えば精神科で治療を受けている患者様や知的障害を持つ患者様、小児の患者様など「治療に協力が得られない」と判断される方や、開口障害や小顎症などの気道確保ができない方は禁忌とされています。

またてんかんを抱えている方も、麻酔薬が中枢に作用することで痛みを和らげる効果があり、その刺激からてんかん発作への影響がある恐れがあるため禁忌症に含まれます。

アレルギーについて

そして、使用される麻酔薬に何が使われているかによって気を付ける必要のあるアレルギーもあります。

例えば麻酔薬の中に「プロポフォール」が使用されている場合、溶剤として大豆油を使用しているため大豆アレルギーの方はアナフィラキシ―ショックを起こす恐れがあります。

また、卵アレルギーの方も同様に注意が必要です。

その他のケースでの注意点

他にも、麻酔に使用される「ミタゾラム」という薬は眼圧を上昇させる作用があります。歯科用麻酔でよく用いられる「エピネフリン」にも同じ作用があります。このような点から、急性狭隅角緑内障の方も禁忌とされています。

重症筋無力症の方も禁忌とされます。重症筋無力症は体内に「抗アセチルコリンレセプター」という抗体ができることによって、刺激が伝わりにくくなり筋肉が動かしにくくなるという病気です。静脈内鎮静法に用いられる「ジアゼパム」などのベンゾジアゼピン系の薬剤は抗けいれん作用があり、筋弛緩作用があるため禁忌とされています。

ご不安な方はお気軽にご相談ください

静脈内鎮静法自体は、歯科治療に対する恐怖心の強い方や嘔吐反射が強い方などにはとても効果のある施術法です。眠ったような、リラックスした状態で施術を受けることが出来るので、人気も高まっています。

ですが使用する薬剤に対して身体に何らかの異常反応をきたす恐れのある場合は禁忌となることもありますので、施術前にはきちんとご説明をさせていただきます。



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